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歌丸「笑点」降板一問一答(下)「先代円楽さんの『歌さん、頼む』が頭から離れない」

産経新聞 4月30日(土)17時34分配信

 --昨年の「笑点」復帰会見でも、「50周年まではやりたい」と言っていた。区切りという思いは、以前からあったのか

 歌丸「昨年の暮れに、日本テレビさんと話をしました。とにかく、(今年)5月の50周年まで、と。考えてみると、私が噺(はなし)家になって、今年がちょうど65年なんです。年も、ちょうど80歳になります。いろいろな節目の年になりますので、決心をしました」

 「80歳になったら、少し楽をして、落語の勉強をしたい。こう思い、『笑点』から身を引かせていただきます。ただ、ありがたいことに、これから(大喜利)メンバーの皆さん一人一人が、毎月私のところに上納金を持ってきてくれるそうなので…(笑)」

 --次の司会は決まっているのか

 歌丸「それは私がいうことではなく、日本テレビさんにお任せすることだと思います。回答者が司会をやるのか、それとも誰かが新たに入るのか。私の口出しすべきことではありません」

 --降板を決断し、他の大喜利メンバーに伝えたのはいつごろか

 歌丸「メンバーの皆さんにチラッとお話ししたのは、今年のお正月明けくらい。『実はこう思っている』ということをお伝えしました。ただし、『発表するまで内緒にしといてね』と」

 --「笑点」が50年も続けてこられた理由は。また、思い出深いエピソードは

 歌丸「私にとっては、『笑点』という番組全部が思い出です。それこそ、1回目から今回の50周年(の収録)まで、全部が思い出です。中には、忘れてしまった思い出もあるかもしれない。けれど、古くていい写真が、日本テレビの倉庫にずいぶんありましたので、それを見れば思い出します」

 「思い出すのは、先代の(三遊亭)円楽さんの具合が悪くなって、『歌さん、頼む』といわれたときです。これは、私の頭から生涯離れないと思います。『歌さん、頼む』『分かった』、と。この円楽さんの、『頼む』という言葉は、『笑点』だけではないと思っています。(落語界全体など)ありとあらゆるものを頼む、という意味でおっしゃったのだと思っています。それで、司会を引き受けさせてもらいました。それが一番の思い出です」

 「(番組が)長持ちしている理由は、他のメンバーと約束してはいるわけではないのですが、(大喜利の)答えの中で、陰惨な事件や暗いニュース、こういうものには一切触れないことです。つまり、ご家族全員で、テレビの前で笑えるような番組にしよう、という心持ちがおのおのの中にある。それで、長持ちしたとだと思います。子供の心がすさむような番組もあるじゃないですか。子供の耳をふさぐようなことのない番組というのが、長持ちした理由の一つなんじゃないかと思います」

 《質疑応答ののち、番組サイドから、歌丸さんが『終身名誉司会』として今後も番組に関わることを発表。さらに、『笑点』の直前に放送されている5分番組『もう笑点』には出演を続けるという》

 歌丸「(他のメンバーに)みんな、上納金持ってこないとだめだよ!」


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160430-00000554-san-ent
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